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目の病気と治療法の解説です。疲れ目の裏に重大な目の病気がひそんでいる場合がありますので、その原因と症状を正しく見極めることが大切です。
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目の病気は、手遅れになってしまうということがよく起こります。

それには、目の異常の早期発見が難しいから、という理由が

あげられます。 目の病気というのは初期症状が乏しい上に、

両眼に同時に症状が起こることがあまり見られないからです。 

片方の目に異常が発生しても、もう片方の目が健康な場合、

ものを見るはたらきをカバーします。 すると、 それほど

不便を感じないため、目の異常を見過ごしてしまうわけです。

人には適応性があり、症状が重くなるまで日常生活を

支障なくこなせることが多いようです。片目がほとんど見えなく

なっているのに、気づかなかったという驚くような事例もあります。

目の病気の特徴的な症状は、病状が進行して はじめて

現れるということから、発見が遅れてしまうわけです。

とはいっても、健康な目に 余計に負担がかかるのは事実で、

時間の経過とともに 疲れ目は激しくなって、当然のことながら

視力も低下してくることになります。 


早期発見のポイントは、疲れ目や視力低下の段階で 軽く見ず、

目の異常を見逃さないこと、ということになりそうですね。 少しでも

気になったら、迷わず眼科医の診察を受けることが大切です。
 

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糖尿病網膜症とは、糖尿病のため網膜の血管に 

障害が起こって発症する網膜の合併症です。

糖尿病が進行すると、網膜の血管がもろくなって、

出血したり、 血管がつまって 網膜に栄養が行き

届かなくなります。 さらに進行すると、硝子体出血

を起こしたり、 網膜剥離を起こして失明に至ります。

糖尿病網膜症は、 糖尿病を発病してから 5~6 年

たって症状があらわれるのが一般的ですが、糖尿病

を放置して、とつぜん網膜剥離を起こしてしまうと、 

手遅れの場合には失明することもあります。

糖尿病網膜症は、 光凝固治療が有効ですが、

手遅れになると 治療がむずかしくなります。

糖尿病の人は、根本にある病気をきちんと治療し、

目の検査を定期的に行って、 常に目の状態を

チェックすることが大切ですね。
虹彩毛様体炎 (こうさいもうようたいえん)  は、

虹彩や隣接する毛様体に炎症が起こる病気で、

白目や黒目の周囲が赤く充血し、痛みを伴うこと

もあります。  また、 視力低下したり、 光を

まぶしく感じることがあります。 涙は多く出ますが、

目やには ほとんど出ません。

 虹彩毛様体炎の原因は、   べ ーチェット病や 

リュ ウマチなどの全身疾患の一症状として起こったり、 

感染症によって発生することもあります。

治療は、 症状が重いと白内障緑 内障の危険も

あるので、 注意しながら 副腎皮質ホルモン剤や

消炎剤などを点眼したり、 内服したりして 炎症を

おさえます。  

感染性の場合は、抗生物質を用いた治療が行われます。
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